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アルペンスキー苗場W杯 河野恭介復帰戦 [s-podアスリートサポート]

今週末は、W杯湯沢苗場大会…男子の技術系2レースが、開催されました。
気温上昇や雨などの過酷な気象の中、完璧なバーンコンディションでしたね。


1日目のGSは外来の合間に医局のTVでちらっと見た程度なのですが、
観客がかなり入って、海外で行われるビッグレースにも負けない盛り上がり。
2日目のSLは未明からの大雨という気象にも関わらず、やはり多くのギャラリーが詰めかけていました。
皆の熱気のおかげか、レース20分前から雨が上がり、太陽が顔を出し、そのまま快晴に…
まさに奇跡でした゚ヽ(o`・∀・´)ノ.+゚

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ゴールハウスもこの盛り上がり。
レースの合間には金管楽団の演奏や露店に人が集まり、イベントに華を添えました。
苗場プリンスの真ん前というのは、選手にとっても過ごしやすい環境だったかと。


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このレースから、サポートアスリートである河野恭介がレース復帰。
わずか10日ほどの雪上滑走でなんとかこの大舞台に間に合わせ?ました。
自分が執刀した選手として、初のW杯出場選手。
結果は満足の行くものではありませんでしたが、応援する側としては感動モノのレースでした。
ゴールハウスのビジョンでスタート台に立っているのを見ただけでうるっと来て、
ゴールした時にはほぼ号泣(笑)


整形外科医になると決めた時に、スポーツ選手に関わる専門でやっていきたいと思い、
9年前にスキー選手のサポートを始めた時は、
五輪やW杯で戦うレベルの選手の治療に携わるだけの力を身に着けたいという目標を立てました。
自分が予想していたより10年位早く、この夢が実現したことになります。
次の目標は、自分の患者さんがW杯や五輪で表彰台、いや、頂点をゲットすること。
いつの事になるかはわかりませんが、一刻も早く実現してほしいものです。
ケガ人が増えることを望んではいませんが、スキーはケガが避けられないスポーツですから。。。


また、今回のレースでは10名近い自分の患者さんたちがコース係として大会をサポートしていました。
大会の2週間前から、時間にして朝五時から夜中まで、過酷な労働を厭わず、
あの厳しい天候の中では完璧と評された氷のコースを作ってくれていました。
レース中もスリップクルーとして、恭介が滑るコースの整備を懸命に続けてくれました。
それだけでなく、観客の中にも患者さんがたくさん。
ACL再建後1ヶ月ちょいくらいの患者さんもいて、雪の上で滑って再受傷しないかドキドキしました(笑)


そういった視点からは、選手として参加した恭介の事を、
スキーに関わる僕の患者さんたちも裏方や応援団として、支えてくれたレースだったと思います。
まさに、「Team s-pod」として皆がいろんな役割で頑張ったレース!
そう考えたら、苗場のW杯は自分史上、最高に気持ちが良いレースとなりました。

この感動を仕事への活力として、また日々の精進を続けていきたいですね。


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