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医師の残業がほぼ青天井に!? [病院&医者の話]

2024年からスタート予定の医師残業時間のコントロールの件ですが、
先日、厚生労働省案?が報道されてました。
https://www.huffingtonpost.jp/2019/01/09/overtime-work0110_a_23638734/


一般勤務医の残業上限が年間960時間であるのに対し、
『地域医療への影響が懸念され、救急・在宅医療など緊急性の高い医療に対応する全国の施設に勤務し、業務がやむなく長時間にわたる医師』
については、年間2000時間を目処に残業を認めるとのことです。

一般勤務医の960時間でも(月3回の当直として、それ以外に)1日3時間の残業という見込みなのに、
2000時間という数字になると、月に6回当直をしたとしても、
それ以外に毎週23〜24時間程度の残業をする?という試算になります。
この数字は、なかなかのものですよ…⊂`Д´)つ=3


こういう数字が実際に運用されていくとするならば、救急や在宅の分野や地方中枢医療機関には、
ますます医者が集まらなくなる可能性すらありますね。
また、その時間外労働にちゃんと割増の給与が出せるだけの財源はあるのでしょうか?
それ以前に、労働者側の医者にとっては命の危機ですらあるかもしれません。
「時間外労働の上限規制」を作成する目的とは、全く逆の方向を向いています。


おそらく、医療者側からはかなり激しい反発の声が上がると予想されます。
医師もいち日本国民であることを鑑みると、そもそも憲法違反とも言えるこの厚生省案。
さて、強制労働省、いや、厚生労働省はどのような決定を降すのでしょうか。





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