白鵬関の剥離?骨折?? [整形外科&スポーツ医科学]
先日、横綱白鵬関がこんなツイートを…
リンクだけだと写真全体が見えないので…
クリックしていただければと思います。
そうすると、小さな丸っこい骨が浮き上がってますね。
「剥離骨折」の診断でこれの鏡視下摘出手術を行うそうです。
骨片がきれいに丸くなっており、周囲との連続性もなく、
母床と骨片の間に不正な部分が全くないことから、
オスグッド病による小さな骨片がもともと存在していたところに、
外傷を契機にして、母床と骨片をつないでいた軟部組織が剥がれ、
骨片の不安定性が出てきて疼痛の原因になっていると考えます。
膝蓋腱の付着部に変性断裂などがないようであれば、
骨片さえ摘出すれば、1〜2週間で軽い運動はできそうですので、
九州場所はなんとか間に合うんじゃないかな?という印象です。
鏡視下手術だとシェーバーで周りの組織をむしり取るような手術になるので、
膝蓋腱の脇から小切開で進入し、鋭的に骨片を摘出&母床周囲の廓清をするほうが好きです。
(個人的な意見です)
過去のオーバーユースや体幹〜下肢のタイトネスにより、
小児〜学童期に発生したオスグッド病が、成年以降に症状をきたし、
手術に至ることはしばしばあります。
過去にオスグッドを発症していなければ…
このような事態をきたすことはなかった、と考えられます。
若年期のスポーツ障害予防に対する意識付けとなるケースとして、今回は紹介してみました。
本日から秋巡業休場することになりました、地方で待ってだ方々後援会の皆様応援してくれてる皆様本当に申し訳ない気持ちでいっぱいです
— 白鵬 翔 M.Davaajargal (@HakuhoSho69) 2018年10月12日
骨折でした頑張ったけどやっぱりダメでした多分…して東京でリハビリ治療頑張ります。
uvdug maani iim blchlo hurdan emchluuleed hichene pic.twitter.com/f8ERspljNr
リンクだけだと写真全体が見えないので…
クリックしていただければと思います。
そうすると、小さな丸っこい骨が浮き上がってますね。
「剥離骨折」の診断でこれの鏡視下摘出手術を行うそうです。
骨片がきれいに丸くなっており、周囲との連続性もなく、
母床と骨片の間に不正な部分が全くないことから、
オスグッド病による小さな骨片がもともと存在していたところに、
外傷を契機にして、母床と骨片をつないでいた軟部組織が剥がれ、
骨片の不安定性が出てきて疼痛の原因になっていると考えます。
膝蓋腱の付着部に変性断裂などがないようであれば、
骨片さえ摘出すれば、1〜2週間で軽い運動はできそうですので、
九州場所はなんとか間に合うんじゃないかな?という印象です。
(個人的な意見です)
過去のオーバーユースや体幹〜下肢のタイトネスにより、
小児〜学童期に発生したオスグッド病が、成年以降に症状をきたし、
手術に至ることはしばしばあります。
過去にオスグッドを発症していなければ…
このような事態をきたすことはなかった、と考えられます。
若年期のスポーツ障害予防に対する意識付けとなるケースとして、今回は紹介してみました。