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トレーニングで追い込むことの意味 [スポーツ一般]

今朝は、女子レスリングに釘付けで出勤が遅めに・・・(^_^;)
日本選手は、伊調選手の4連覇、登坂&土性選手の初優勝と、
金メダル3つを獲得する、本当に素晴らしい戦いでした。





3人共に共通していたのは、後半ラスト1分を切ってからの逆転勝ちということ。
特に伊調選手、登坂選手は、二人共図ったかのような残り5秒での大逆転劇。
相手を体力的に追い込んでいたという要素もあったのかもしれませんが、
実際に最後の瞬間で相手を仕留めきったのは、見事でしたね。
この根底には日本女子レスリング界が伝統的に行っている、
「理不尽」
とも称される猛練習があったからなんかじゃないのかな?と、思いました。


日本女子レスリング界は、一昔前の根性練のようなトレーニングを取り入れていることで有名です。
新潟県十日町の山中で、過酷な環境の中篭もりっきりでありえない量のスパーリングをしたり、
雪上や砂浜での原始的かつ過酷な体力トレーニングを行うなど、
八田イズムや福田イズムと呼ばれる、精神的に追い込む要素を含んだ鍛え方をしているとのこと。
スポーツの進化に伴い発達してきた「科学的」「合理的」なトレーニングとは、
一見対極にあるようですが・・・効果としてはどうなんでしょうか?


個人的な考えとしては、試合における戦略・分析や、局面での技術においては、
「合理的」かつ「科学的」なアプローチが有用であり、
厳しい試合の中の瞬間で、それらを自らの体の動きとして体現していくものが、
「体力」や「精神力」だと思っていましたので、スキー選手として活動していた時には、
前者を6、後者を4の割合で鍛えるイメージを持って、トレーニングをしていました。


ってわけで、
『最後は気持ち』というコメントは、『気合と体力がなければ持てる力を発揮できない』
という意味だと理解しています。
ってわけで、根性練には賛成ですし、医者になってからもそういう要素を大切にしています。


時代遅れの考えかもしれませんがね(笑)



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