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推薦図書 [医者の資産運用]

昨年5月に開催されたセミナーで初めてお会いし、直接お話をさせて頂きました、
『整形外科医のブログ』主である、自由気ままな整形外科医先生が、ついに本を出版されました。




医師の経済的自由-豊かな人生と理想の医療を両立できる第3のキャリアパス

医師の経済的自由-豊かな人生と理想の医療を両立できる第3のキャリアパス

  • 作者: 自由気ままな整形外科医
  • 出版社/メーカー: 中外医学社
  • 発売日: 2017/01/25
  • メディア: 単行本(ソフトカバー)





「老後のために、家族のために、とにかくお金を稼いで貯める」
という発想のもとに、すべての行動をしていたのが、気ままな整形外科医先生のお話を聞いて以来、
「医者以外の部分で、お金を生み出すシステムを構築する」
「医者特有の漫然としたお金の無駄遣いを減らす」
という発想に伴う行動へシフトできた一番のきっかけが、この出会いでした。


セミナーの当日夜からまる1日で、過去記事4年分を一気に読み漁り、
その後も経済的な部分に関しては2回ほど読み直しをした上で、自分の行動規範としていたのですが、
その要素をまとめたのが、今回出版されたこの一冊です。
海外にいたタイミングで献本を頂き、皆さんはすでに薦めていらっしゃるので今更感はありますが…
破傷風トキソイド投与のごとく、タイムラグを持って紹介させてもらっても良いでしょう(笑)


本の内容についてはAmazonレビューにも多く挙げられていますが、
『具体的な内容に乏しい』『読んだけど何をすれば良いのかがわからない』
というコメントが目立ちます。
まぁ、その通りっちゃその通りで、内容としていちばん大切な部分は、
・医師のキャリアを形成するにあたって、経済的自由は重要な要素の1つであることを理解する
・それを実現するために理解しておかなければならない現在の医師を取り巻く環境を知る
・医師に不足しがちなファイナンシャルリテラシーを身につけるための基礎知識を身につける
などといった、本当に根っこの部分の解説をしてくれている、って事なんですよね。


って事は、やっぱり資産形成においては、基礎を理解するとともに自分の現状や目指す所、
そこに至るスピードやリスクヘッジ、理想のワークライフバランスなどを勘案して、
自分なりの最適解を見つけなければならないってことです。
…それって医療と一緒なのに、なんでそこには気が付かないんですかね?
全ての患者さんに教科書通りの診断・治療をしてお金をもらっているわけではないでしょうに??
整形外科でいうと、骨折治療で仮止めk-wをまともに打てない人は、専門の手術でも四苦八苦し、
基礎技術レベルが高く、解剖を熟知した先生はどこの手術をやらせてもスマートだというのと、
全く一緒ですよね。


正直、Amazonのコメント欄を見て…
後発の僕でもまだまだ(医者の中では)やれそうだな、と、ちょっと安心しました…(^-^;)
僕自身も、気ままな整形外科医先生に逆らいつつ?も、2つの法人を作って経済活動を始めてます。
当然、そのリスクを理解した上で、他のやり方との比較検討をした上でのこと。
持たざる所からスタートするにあたり、消去法でそれを選ばざるを得なかったというのもあります。
正解か不正解かはともかく、そこに達することができたのはこの本の内容があったからこそ。


経済活動における論理的思考を生み出すためのベース作りであったり、
キャリアの形成において一歩を踏み出す勇気であったり、
医師として向き合う機会が少なかった部分の琴線に触れてくれる一冊であると思います。




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