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生命保険をうまく使う その3【変額保険の使い方】 [医者の資産運用]

今回で3回目になります保険の話。
今までの情報の中で、僕自身の判断としては…
・最低限の死亡保障が欲しい
・貯蓄性重視だが、銀行に預けておくよりは運用益が出てほしい
という2つの要素を重要視した結果、
やはり変額保険がベストかな、という結論に達しました。


有価証券と比較した時に、投資信託とかなりかぶる面が出てくるのですが、
個人的には投信<株式、国債という価値観なので、投信の保有率をかなり下げており、
新規の購入は控えていたもので、この部分を変額保険でカバーするという作戦です。
(手数料や運用益の部分をしっかり見ないと、効率の悪い商品もありますよ)


あとは、相続の部分でメリットがあるというのも大きいですね。
500万円×法定相続人数という枠が非課税になるというのは言うまでもないストロングポイント。
また、通常の相続財産は遺産分割が終わるまで凍結されてしまうものなのですが、
保険金の受取人や金額を指定することで、素早く現金化して、
様々な出費や相続税の支払いに当てることができるのです。
また、インフレになって貨幣価値が下がり、市場金利が上がった際にも、
死亡保険金や解約返戻金はそれに比例して上昇すると考えられます。


逆にデメリットとしては、運用実績やデフレによって、解約返戻金が下がるということ。
正直な所、運用実績は皆さん調べて頂ければ分かる通り、それなりに安定はしていますが…
デフレの発生に関しては、その可能性を無視できるとは言えません。
ただ、死亡保険金に関しては最低額が保障されますので、その点はリスクを考慮せずともOKですし、
変額保険はもともとの保険料が安いので、死亡保障額に対する保険料の割合はかなり低くなります。


これらの情報を得た上で、変額保険の中でも終身、定期、養老などの各種商品を組み合わせて、
どのタイミングでどういった金額を得たいのか、どれだけの金額が必要なのかを分析し、
実際の保険商品によるポートフォリオを組んでいくのが良いのではないでしょうか。
僕自身の考え方に伴う実践例については、次回以降(出せる範囲で)紹介させていただきます。


第4回はこちら⇒ http://corticalscrew.blog.so-net.ne.jp/2017-03-30


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