根性論 [日記・雑感]
スポーツの世界でも仕事の世界でも、
最近、「根性論」が語られる事は、少なくなっているように思います。
個人的な経験で言うと、小学生の時にやっていた野球チームでは
“練習中の勝手な水飲み禁止”
というルールがありましたね。
監督の許可した時に､コップ1杯だけしか水分を取ってはいけないというもの。
もちろん、そのルールは生理学的な面からは、いいルールとは言えないでしょう。
あと、中学校の陸上部では短距離跳躍ブロックだったにも関らず、
“根性練” と称して、長距離並みの殺人的な量のレペテーションやインターバルをやったり。。。
いわゆる「根性論」にあたるとも思われがちですが、
(当時の僕らはそう思っていた)
今から思うと、そんな監督も練習中に気分が悪くなった選手はすぐに日陰に入れ､
充分な水分補給を行い、休ませていたのを思うと、一概にそうとも言えないようです。
僕の勝手な解釈ではありますが､たぶん練習中の緊張感､集中力を
持続させるためという意味でも、こういった制限を加えていたのかな､と。
“根性錬” も、やり遂げた後の満足感と､苦しみを共有した仲間たちとの連帯感がありましたし、 「あれだけの事を乗り越えてきたんだから、何とかなる」 という根拠の無い自信として、なにかしらの役には立っていたような気はします。
確かに､フィジカル向上という点では「根性論」は非合理的・非科学的で、
強化の道筋としては間違ったものかもしれません｡
ただ、苦しい状況でも物事をやり続けられる精神的な強さや､意志の強さというのもまた、
スポーツにおいて成功するために必要な要素の一つであると思いますし、
（個人的にはむしろ､メンタル面が弱い人は、何をやってもダメだと思っています）
そういった視点から見ると､まるっきり意味のないものではなかったんじゃないかな・・・と。
ですので、練習メニューは科学的・医学的な裏づけがあるものをベースとするのが理想ですが､
常識の範囲内でなら、いわゆる “根性練” を組み入れてもいいんじゃないかと思います｡
でも、オーバーワークやケガのリスクもありますし、何よりそういった苦しい練習でその競技自体を
嫌いになってしまうというのは、本末転倒ですし。
最近の中高生は、練習が厳しいとどんどん部活をやめてしまうというのも現状としてあるようです。
本当にジュニアの指導者は大変だなぁ・・・昔じゃ考えられなかった状況ですよね。
「元気があれば､何でもできる！」
という猪木の言葉も､ある意味根性論ではありますが、
その言葉の裏には、
「元気（気合）が無ければ、何をやってもできるはずがない！」
という、至極当たり前のことが隠れているんじゃないかと思っている、今日この頃です。
ちなみに､僕がスキー部の主将をやっていたときには
「Mental is a fundamental (of sports.)」
という考えの下、定期的に根性練をやらせていただきました｡
・・・あの時一緒に頑張ってくれていた部員の皆さんは､実際どう思っていたのでしょうか!?
そして効果はあったのでしょうか!?
今度機会があったら、聞いてみたいと思います(*^m^*)
最近、「根性論」が語られる事は、少なくなっているように思います。
個人的な経験で言うと、小学生の時にやっていた野球チームでは
“練習中の勝手な水飲み禁止”
というルールがありましたね。
監督の許可した時に､コップ1杯だけしか水分を取ってはいけないというもの。
もちろん、そのルールは生理学的な面からは、いいルールとは言えないでしょう。
あと、中学校の陸上部では短距離跳躍ブロックだったにも関らず、
“根性練” と称して、長距離並みの殺人的な量のレペテーションやインターバルをやったり。。。
いわゆる「根性論」にあたるとも思われがちですが、
(当時の僕らはそう思っていた)
今から思うと、そんな監督も練習中に気分が悪くなった選手はすぐに日陰に入れ､
充分な水分補給を行い、休ませていたのを思うと、一概にそうとも言えないようです。
僕の勝手な解釈ではありますが､たぶん練習中の緊張感､集中力を
持続させるためという意味でも、こういった制限を加えていたのかな､と。
“根性錬” も、やり遂げた後の満足感と､苦しみを共有した仲間たちとの連帯感がありましたし、 「あれだけの事を乗り越えてきたんだから、何とかなる」 という根拠の無い自信として、なにかしらの役には立っていたような気はします。
確かに､フィジカル向上という点では「根性論」は非合理的・非科学的で、
強化の道筋としては間違ったものかもしれません｡
ただ、苦しい状況でも物事をやり続けられる精神的な強さや､意志の強さというのもまた、
スポーツにおいて成功するために必要な要素の一つであると思いますし、
（個人的にはむしろ､メンタル面が弱い人は、何をやってもダメだと思っています）
そういった視点から見ると､まるっきり意味のないものではなかったんじゃないかな・・・と。
ですので、練習メニューは科学的・医学的な裏づけがあるものをベースとするのが理想ですが､
常識の範囲内でなら、いわゆる “根性練” を組み入れてもいいんじゃないかと思います｡
でも、オーバーワークやケガのリスクもありますし、何よりそういった苦しい練習でその競技自体を
嫌いになってしまうというのは、本末転倒ですし。
最近の中高生は、練習が厳しいとどんどん部活をやめてしまうというのも現状としてあるようです。
本当にジュニアの指導者は大変だなぁ・・・昔じゃ考えられなかった状況ですよね。
「元気があれば､何でもできる！」
という猪木の言葉も､ある意味根性論ではありますが、
その言葉の裏には、
「元気（気合）が無ければ、何をやってもできるはずがない！」
という、至極当たり前のことが隠れているんじゃないかと思っている、今日この頃です。
ちなみに､僕がスキー部の主将をやっていたときには
「Mental is a fundamental (of sports.)」
という考えの下、定期的に根性練をやらせていただきました｡
・・・あの時一緒に頑張ってくれていた部員の皆さんは､実際どう思っていたのでしょうか!?
そして効果はあったのでしょうか!?
今度機会があったら、聞いてみたいと思います(*^m^*)
同感です！！
根性って大事だと思います。
なぜなら、根性なくて落ちていったのはコノわたしですから・・・（苦笑
根性練、身体的にではなく精神的な部分で、去年の夏に朝練しました。
夏休みですから、それぞれが毎日日中に部活がある中、わざわざ朝っぱらから集合して軽くトレーニング。
もう少し寝ていたい自分ｖｓ強くなりたい自分。みたいなところで。
その成果がどうだったか・・・よく分かりませんが、うちの弟に関しては少し粘り気が出てきたように思います。
メンタル強い子は、それだけでも大きな武器だと思います。
by マイモ (2008-04-18 18:28)
やっぱりスポーツ選手にとっては、根性が全てではありませんが、必要な要素の一つである事は間違いないですよね｡
根性というより、ガッツでしょうか!?
ドーハの頃の日本代表ってそういうガッツを持った選手が多かった。
ラモス、カズ、柱谷、都並、中山・・・
北沢や福田がおとなしく見えるくらいでした（￣□￣；）
最近のサッカーA代表なんかを見てると､そういったギラギラするものが見えないんですよね。。。球際の競り合いとか､試合中の表情や声とか。
逆にそういうものを出している選手が特異な者としてクローズアップされてしまうくらいです。
これも時代の変化によるものなんでしょうか!?
個人的には根性論が叫ばれなくなってきたからなのではないかと思っています。
あ、この記事本文はマイモさんのブログを見てて､影響されたものです。
（コメントさせていただいたこないだの記事！）
マイモさんの指導も、結構メンタル重視なのかな､と思ってました。
やっぱりでしたね（笑）
by simimasa (2008-04-18 19:32)