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ACL損傷後のレースにおける負の要素 [膝前十字靭帯(ACL)損傷]

昨日は尾瀬岩鞍へ、群馬県選手権のサポートに。。。
今月は毎週水曜の研究日が、スキー選手のサポートになっております。

今日のコースは国体女子沢コース。
去年の地震でチャンピオンコースのゴールハウスが壊れた?との事で、
それ以降のレースはこちらのコースがメインとなっているようです。

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ただ、滑る選手にとってはこっちの方が難易度高いし、差が出やすいコースかな?と、思います。
去年は自分自身が初すべり&初ゲートみたいな感じで滑ったもので・・・"(^_^;)"



滑っているACL再建後の選手を観察していて、最近気がついた事が2つあります。

① SLに比べてGSの方が、再建後の色々な負の影響を受けやすい?
② バーンの雪質によって、影響を受けやすい?

という2点です。

①については、2年ほど前より薄々感づいていました。
ターンを瞬間的に終わらせるスラロームに対し、外力が大きく、長い時間耐えなくてはならないGSの方が、
復帰直後のシーズンはパフォーマンスが落ちているケースが多いように感じます。

②については、昨日のレースでなんとなく推測した仮説の段階なのですが、
ACL再建後、または問題のある選手は、他の選手に比べ1本目と2本目の差が大きかったのです。
1本目は雪が柔らかく、ところどころにコロコロが出るような足場の作りにくい雪面だったのに対し、
2本目は適度に水分が入り、締まったバーンになったんですよね。
先週の新潟でも、やはり降雪直後の柔らかいバーンではACL再建組が苦戦している印象を受けました。


今までの経験上、ACL再建直後には

・ベンディング動作のような、上下動を使ってウェーブを吸収しなくてはならないような穴掘れのコース
・細かい縦溝が入っていたり、洗濯板状に荒れるような、板に細かい振動が伝わるバーン

では、なかなかうまく滑れないというのは良く聞く話だったのですが・・・
もしかしたら、足場の作りにくい(≒安定した軸が作りにくい)シチュエーションが、ツラいのかもしれませんね。


そのへんのあたりは、もう少しいろいろ見ていきたいと思っております。
ちなみに自分もエントリーはしていたのですが・・・危険を感じて、前日にドロップしてもらいました(笑)
最近は本業が忙しく、トレーニングの時間も取れないので、そろそろ引退を考えています。
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