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大宮vs広島戦での出来事 [整形外科&スポーツ医科学]

先日のJ1リーグ戦 大宮vs広島戦での接触プレー、ご覧になった皆さんもいらっしゃることでしょう。
僕もダイジェストでそのシーンを確認して、背筋が凍る思いでした。
1日経って、二人の選手の病状がリリースされ、生命及びプレーヤーとしての大きな危機に至らず、
快方に向かっているとの事を、心よりうれしく思います。





この接触プレーが正当なプレーだったのか、危険なプレーだったのか。
カードを出して得点を取り消すべきだったのか、逆にGKにカードが出なくてはいけないプレーなのか。
その真実については、僕はわかりません。
ただ、このような判定に関して一番よくわかるのは当事者の選手同志やプレーヤーたちであり、
対戦する各々のベンチにいるチームスタッフである事が多いです。
判定後、試合再開後、試合後の各々の振る舞いや試合後のコメントを見ていると、
今回の判定、試合を再開した事の判断については、比較的妥当なものだったのかな?と感じています。


今年度のJリーグチームドクター研修会でも顔面骨折や脳振盪についての議題がありましたが、
選手が危険な状態であったり、危険である事が疑われる状態である場合には、
ゲームの進行よりも選手の安全を第一に考えるというのが当然の判断になります。
ただ、その最終的なジャッジを行うのはマッチコミッショナーらしいんですよね。
救急車をピッチに入れるという判断が、今回スムーズに行ったのか?
(=現場の要求がスムースに通り、迅速な対応がなされたのか??)
という所は、非常に気になります。


当然、チームドクター協議会でも本件の対応に関わる事実については検証され、
今後現場にフィードバックされ、同様の事例において迅速且つ正しい対応がなされるよう、
様々な面においてブラッシュアップされていくものと思われますし、そうならなくてはいけない事ですね。
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