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初トレセン [病院&医者の話]

今日は、仕事初め。
午前中の外来は新患担当だったのですが、休み中にケガをした患者さんが多く、
大変混雑する初外来となりました。


外来後は、西が丘にあるナショナルトレーニングセンター(NTC)まで。。。
普通に面会者として行ったのですが、医師?関係者??ということで、
トレセンの中に入らせて頂くことができました。
陸上トラック、芝生グラウンド、各種体育館、プール、トレーニングルーム、
視聴覚系のハード各種、医療設備(JISS)、そして、風呂。。。
あれだけの設備がコンパクトに集約しているというのは、素晴らしい環境ですね。


NTC.jpg


そして選手に気遣いをしてもらったおかげで、夕食も頂くことが出来ました。
アスリートが利用している「勝ち飯」を体験…f^_^;


SAKURA.jpg


国と味の素が総力を上げてサポートしているだけあって、すごいレストランでした。
また、栄養士さんたちが甲斐甲斐しく動いて、選手たちのメニュー選びだけでなく、
テーブルに座ってからも色々とコミュニケーションをとっているのがすごく目につきました。
学会でNTCにおける食育・栄養サポートの内容は聞いていましたが、
聞いていた内容以上にしっかりとしたサポートがなされているなー、ってのが、正直な印象。
良い意味で自分の予想を裏切られたことに、とにかく驚きました(∇°;;;;)!!!


まぁ、一番のインパクトとしては、
『みんなよく食べるな〜』
ってことでしたけど( ̄▽ ̄笑)
やっぱ、強い奴は食えるんですね。

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もも

初めまして。
4年前にACL再建、1年前にフィブリンクロットで半月板縫合をしました。
それ以来ずっと、ブログを拝見させていただいております。

職業は、管理栄養士をしております。

選手の方々は、技術力が一番だと思います。
スポーツ栄養は、最高の技術力+0.1秒単位の記録が欲しいときに、生きてくるのだと、ここで働いていらっしゃった先生が研修会でおっしゃっていました。

 このように、スポーツドクターの先生に評価していただき、取り上げていた
だいた事は、私共にとって大きな励みとなり、大きな前進でもあります。
 更に研鑽を積み、いろんな分野の方々に食の大切さについて、もっと広めていけたらと思っております。

先生のブログにとても嬉しく、感謝しております。
ありがとうございました。







by もも (2014-01-05 22:21) 

simimasa

ももさん
コメントありがとうございます。ももさんの仰るとおり、栄養や食事というのは選手たちが技術やメンタルを突き詰めた上で、ちょっとした差を生み出すものかもしれません。

ただ、そういった意味合いはインターナショナルにおけるトップクラスの選手におけるものであって、一般の国内レベルのアスリートや、ジュニアアスリートにおけるスポーツ栄養学の意味合いは、またちょっと違ってくるのかな、という印象を持っています。

個人的に知るかぎりでは、ナショナルチームレベルでもジュニアの場合には、そういった知識が欠落したり、知識があっても実践が殆どなされていない印象です。(例えば、プロテインの効果的な補給方法は知っていても、カーボローディングや疲労回復におけるアミノ酸やビタミンの役割は全く知らなかったり、貧血予防への意識が欠落したり、食欲低下とパフォーマンスの関連に無頓着だったり…)

ですので、アスリートとして当たり前にやるべきこと、毎日3回の食事において気をつけなければいけない事を意識して積み重ねていくだけで、1年という時間があるとすれば、フィジカルづくりにおいてものすごい差が生じるのではないかな、と思います。

アスリートにおいて、持って生まれた才能には差があるでしょうし、身体能力にも個人差があるのはしょうがないことです。ただ、栄養学を学び、それを一日3回の食事に反映させて365日積み重ねていくというのは才能がなくてもできる事ですし、ナショナルチームであろうが一般の部活レベルであろうが実践できることだと思います。

そして、その積み重ねは選手のフィジカルとして+0.1秒レベルよりはるかに大きなアドバンテージをその個人にもたらしてくれるのではないでしょうか。

そんな訳で(個人的には)スポーツ栄養学の役割というのはかなり大きいものだと思っていますし、もっともっとメジャーな知識になってほしいという願いがあります。
by simimasa (2014-01-07 00:28) 

もも

まさか、このような私共が普段思っている事を全て網羅したようなコメントをいただけるなんて、思ってもいませんでした。ありがとうございます。

いろんな世代のチームにせよ、監督さんのカラーがあり、
選手の個性もあり、やはりそこは、人間の基本である、コミュニケーション
能力が問われる場面であり、いくら知識をもっていても、生かされる場の
調整能力が私たちにも、課せられているように思われます。

どこの社会でも同じ事が言えるのですが・・・。


by もも (2014-01-07 22:34) 

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