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術後サポート [スキー]

今週の水曜は、かぐらスキー場へ。
新潟県のインターハイ予選GSに行ってきました。
ここ2年ほど新潟県の選手がたくさん来てくれて?いるので、
術後10ヶ月の選手3人を含む、7人10膝のサポートとなりました。


かぐらにしては珍しく、素晴らしく晴れ渡った良い天気!
日本海まで一望することが出来ました。
月・火の降雪もあり、バックカントリーのパウダーも美味しそうでしたが、
先日にここ、かぐらスキー場では遭難騒ぎもあったので、さすがに自重しときました(^-^;)
当然、ストックも持ってきていなかったし…


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かぐらのコースは、斜面変化もあるなかなか楽しそうなコース。
滑りたくなっちゃいますねー。
どうしても柔らか目の雪になるのでコース整備が大変なのが玉にキズですけど、


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レース結果としては、4人がIH権利を取ることができました!
残念ながらIHの出場を逃した選手も、しっかりと滑れていたので凄く安心しました。
ただ、スキー選手には、
「ただ滑れる程度に治るだけではダメ! 勝つため・目標を達成するためのリハビリをやろう」
「膝が良くなっても、結果が残せなかったら意味が無い」
「結果が良ければ選手の頑張り、結果が悪かったら選手と医者の責任」
と、あえて勝負や結果にこだわって接し続けてきたので、
そういった意味では、全員でIHに行くことができなかったのは、すごく残念でした。


また、この日は6月下旬にACLを再建した患者さんの状態チェックを、雪上で行いました。
R23〜27の板を履いて、様々なフリースキーやバリエーショントレーニングを行い、
膝の状態や滑りの傾向、現状の問題点を洗い出して、今後のテーマを決めていくというのが、
この雪上チェックの目的でもあります。
だいぶ動きも良かったので今後ゲートトレーニングを許可し、3月中旬のレース復帰となる予定です。
ちょっと早めのReturn to sportsとなりますが、現場での動きの質や周囲の環境を見ることで、
自信を持って復帰を許可することができます。


こうやってスキー場(現場)に行き、各選手のコーチや顧問の先生と話をして、
現状を踏まえたディスカッションをしてプランを立て、安全かつ迅速な復帰を進めていく…
というシステムづくりに本格的に取りくんで、もう7年目になりました。
スキーは群馬県から埼玉・栃木・新潟・長野あたりまで輪が拡がっていき、
最近はナショナルチームの選手も含めたサポート体制ができつつあります。
サッカー、バスケに関しても、近隣の高校や大学では、だいぶこういったつながりが出てきました。


やっぱり、スポーツに関わる以上は現場を見る機会を持ち続けていきたいですね。
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