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サッカーU-17W杯に見た日本の弱み [サッカー]

イングランドの優勝で幕を閉じたサッカーU-17W杯。
日本は久保選手というタレントを擁して臨みましたが、
残念ながらベスト16で優勝チームに対してPK負け、という結果に終わりました。
世間ではイングランドが苦戦したのが唯一日本戦だった…
という、U-17日本代表を評価する論調もありますが、個人的には真逆ですね。
完全に期待を裏切られた低調の出来、という印象でした。


僕は初戦のジンバブエ戦、2戦目のフランス戦、決勝Tのイングランド戦を見たのですが、
2戦目でフランスのフィジカル&前プレにやられて、チームが変わってしまいましたね。
バックラインからボランチ or 2列目のサイドの選手につける縦のボールを狙われ、
ショートカウンターを繰り返し受けることで、選手がビビってしまったのか?
ビルドアップが全くできなくなってしまいました。
繋ぐサッカーで戦ってきたチームにとって、致命的な問題だったと思います。


当然、グラウンドコンディションの問題もありましたが、
それ以上に問題なのは、試合の中での修正があまり感じられなかったことかな、と。
相手の狙い所がわかっていたなら、受け手は中外や前後で受けるポイントを変えたり、
出し手はそこを飛ばしてサイドの深いところや裏に長いボールを狙ったり、
ドリブルで前に持ち出したり、相手を剥がそうとしたり…といった、
機転の効いた対応が、殆ど見られなかったですね。


フランス戦、イングランド戦もスコアの上ではクロスゲームでしたが、
スコア以上に内容の差があった試合だったと思います。
こういったスポーツインテリジェンスや理解度の差は、どうやったら埋まるのでしょう?
自分が専門とするアルペンスキーにおいても、欧米との差となっている部分であります。
やはりそのスポーツが国の文化として、どこまで成熟しているかというのに相関する気がします。




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