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医者も襲われる危険があります [病院&医者の話]

先日、名古屋にある大学病院の救急外来で、
泥酔した患者に医師が襲われた事件がありました。
この類の事件、実はしょっちゅう起きています…
自分が勤務している県内に限っても、年に一度くらいは新聞沙汰になりますね。
「精神疾患を有する患者」
「治療や診断の結果に恨みを持つ患者」
などが、こういった死傷事件を起こす事が多いのですが、
後者は自分の努力でどうにか防衛できる部分があるものの、前者はどうにもならないですよね。


僕が研修医になる直前にも、近隣の病院で医師が殺されてしまった事件がありました。
診察室に入ってくるやいなや、医師を刃物で刺したという状況だったそうです。
研修医のレクチャーで先輩から、
「診察室に『武器』となるものを置いといた方がいいよ」
という内容のことを言われたことはありましたが、
ここ数年は、すっかり忘れていました!


今、診察室に常時あるものとすれば
・角度計
・ノートPC
・厚みのあるハードカバーの教科書
くらいでしょうか。
ちょっと太刀打ちするのは難しそうですよね…
事務所や救急外来だったら、刺股くらいは置いてありますが(^_^;)


ちなみに、昔は医者も外来診察室でタバコを吸いながら診察するような環境だったらしく、
大抵こんなものが診察机に置いてあったそうです。

A306_Z1.jpg

結構重くて大きいやーつ。
火サスなら「鈍器」として扱われてもおかしくないクラス。
その先輩も、患者さんに掴みかかられた経験があるらしく、
灰皿で一撃を食らわしたとか…


ここまでの攻撃力はなくとも、自分を守ってくれる「何か」は常備しておきたいものです。


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middrinn

大変なお仕事ですねぇ(-ω-、)
夏は暑いかもしれませんけど、
白衣の下に何かを着込むような
やり方はどうですかね(´ヘ`;)
by middrinn (2018-07-29 09:31) 

simimasa

病院って、冷房の利かせ過ぎは患者さんからのクレームが多く、もちろん体に悪いという概念もあって、基本的にそんなに涼しくないんですよね(^_^;)

って訳で、なかなか下に着込む作戦は難しい部分もございます。
by simimasa (2018-08-02 07:55) 

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