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高崎⇒高岡⇒名古屋 [医者が仕事を休んだら]

今日から道場破り…ではなく、Away手術見学の旅が始まりました(o‘・∀・)っ


朝からデカい余震2発で新幹線が止まるという、波乱の幕開け。
越後湯沢で『はくたか』に乗り換えられるか非常に微妙な感じだったのですが、
むしろ地震で在来線の方が遅れるというオチ。
結果、予定より30分ほど遅れたものの、無事に高岡につく事ができました。

お昼は当然、海の物を。

DSC_0033.JPG

地魚の握りを頂きました。
ホタルイカと白エビは、さすがの破壊力でしたね。
ビール飲みたかったな。


午後からは高岡済生会病院で、金粕先生の手術を見学。
・・・いろんな面で、最高でしたね。
症例は変形性膝関節症でしたが、膝蓋骨亜脱臼があり、脛骨の内捻、
大腿骨A-P/M-Lのミスマッチありと、イレギュラーな要素の強い、知識・技術の引き出しを要する手術でした。


PCL切離に伴い屈曲Gapが開大する分、1サイズ大きいインプラントを後方寄りに設置し、
屈曲での緊張を高めるという有名な手技については、非常に楽しませてもらいました。
当然、後方軟部組織の緊張に伴うインプラント挿入後の伸展Gap減少という問題が生じるので、
そこについて自分なりの幾つかの疑問や推測を持っていたのですが、
実際にお会いし、一歩踏み込んだDiscussionが出来て、大変満足しました。
(マニアックな話ですみません)


マニアックついでにもう少し。
個人的には、人工膝関節全置換術(TKA)の行きつくところはPSのRPだと思っており、
金粕先生は、まさにそこを突き詰めておられる先生方の一人です。
自分の疑問点に対する回答や、金粕先生のフィロソフィーをじっくり聞かせて頂きました。


さらにぶっちゃけてみましょう。
正直な所、手術手技に関しては、教科書やDVDだけでもある程度理解できるものです。
この2か月での手術見学における一番の目的は、御高名な先生方と実際にお会いし、
手術見学を口実に、自分の疑問や自分なりの意見を先生方にぶつける事で、
Discussionをさせて頂くという事や、論文や発表ではわかりにくい部分を確認する事なんです。


見る事だけに終わらず、実際に会話をし、疑問をぶつける事に意味がある。
そのためには、(見学先の)先生方の考えを自分なりに理解し、
そこに対する疑問や自分の意見を準備していかなくては、とてもじゃないけど論議にならない。


先日ちらっとブログに書きましたが・・・
見学先の施設から出ている論文を読んで行くというのは、そういう事なんです。

熱くなって、話が堅くなりすぎました(笑)
最後は、富山名物?ブラックラーメン の画像でお別れです。

DSC_0034.JPG

後ろに映っている生中、実は2杯目です(笑)


一日長かったけど、ようやく名古屋に着きました゚ヽ(o`・∀・´)ノ.+゚
これから街に出ようか、ちょっと迷っております。。。
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