丸山選手は前十字靱帯断裂でしたか・・・ [膝前十字靭帯(ACL)損傷]
昨日、なでしこの試合を見ていて、後半終了間際に起きたケガ。
左足でクロスを上げようとして後ろに倒れ込んだシーンの瞬間、
『あー、これはACLかもなぁ・・・』
と、日本全国のスポーツ・膝を専門とする整形外科医が感じたのではないかと思います。
テレビで見る限り、スパイラルの前方引き出し予防みたいなACLのテーピングをしてたしね。
まぁ、今から再建してリハビリすれば、ギリギリ本大会の頃には回復しているとは思いますが、
アピールの場を失ってしまったのは痛い!
でも、復帰に向かってやるしか道はないので、頑張ってほしいと思います。
今回は、ウォーミングアップ中にケガをして、その後メディカルスタッフからOKが出て試合に出たとの事ですが、
なんでメディカルは試合に出したんだ!?と、疑問に思う人もいるかもしれません。
それには、幾つかの要因が考えられます。
①受傷直後の関節内出血が無く、診断がつきにくかった
⇒そういうケースも時々あります。自分も関節血腫の無いACL損傷は何度か経験があります。
②膝関節不安定性がはっきりしなかった
⇒アスリートのように四頭筋が発達し、徒手検査時に筋肉の緊張が取れない場合、わかりにくい事が。
③アップ時に靱帯損傷をしていたのだが、滑膜下断裂だったため症状が出ていなかった
⇒なんとなく①とかぶるのですが。。。
④選手が本当の症状を伝えなかった
⇒選手のレベルが高くなればなるほど(試合直前ではなおの事)、こういうケースもありますよね。
⑤実際にあの瞬間に(初めて)ACLを損傷した。アップの出来事とは無関係
⇒可能性としては低いですが、全くあり得ない事ではないです。
女子代表という、いわば国のトップチームでもこんな出来事ってあるんだな~。
と、身につまされる思いでした。
自分もこのような出来事に遭遇する可能性もありますし、他人事では終われない一件でした。
左足でクロスを上げようとして後ろに倒れ込んだシーンの瞬間、
『あー、これはACLかもなぁ・・・』
と、日本全国のスポーツ・膝を専門とする整形外科医が感じたのではないかと思います。
テレビで見る限り、スパイラルの前方引き出し予防みたいなACLのテーピングをしてたしね。
まぁ、今から再建してリハビリすれば、ギリギリ本大会の頃には回復しているとは思いますが、
アピールの場を失ってしまったのは痛い!
でも、復帰に向かってやるしか道はないので、頑張ってほしいと思います。
今回は、ウォーミングアップ中にケガをして、その後メディカルスタッフからOKが出て試合に出たとの事ですが、
なんでメディカルは試合に出したんだ!?と、疑問に思う人もいるかもしれません。
それには、幾つかの要因が考えられます。
①受傷直後の関節内出血が無く、診断がつきにくかった
⇒そういうケースも時々あります。自分も関節血腫の無いACL損傷は何度か経験があります。
②膝関節不安定性がはっきりしなかった
⇒アスリートのように四頭筋が発達し、徒手検査時に筋肉の緊張が取れない場合、わかりにくい事が。
③アップ時に靱帯損傷をしていたのだが、滑膜下断裂だったため症状が出ていなかった
⇒なんとなく①とかぶるのですが。。。
④選手が本当の症状を伝えなかった
⇒選手のレベルが高くなればなるほど(試合直前ではなおの事)、こういうケースもありますよね。
⑤実際にあの瞬間に(初めて)ACLを損傷した。アップの出来事とは無関係
⇒可能性としては低いですが、全くあり得ない事ではないです。
女子代表という、いわば国のトップチームでもこんな出来事ってあるんだな~。
と、身につまされる思いでした。
自分もこのような出来事に遭遇する可能性もありますし、他人事では終われない一件でした。
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