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医師国家試験の思い出  [病院&医者の話]

先日、医師国家試験の合格発表がありました。
僕らの頃は、3月中旬に試験⇒4月下旬に合格発表だったのですが、最近は日程が早まりました。
ちゃんと4月から働けるように、って事みたいですね。
ちなみに僕らの時は、5月の連休明けから働いたので、2か月ほど自由な時間がありました。
学校も仕事もない2か月弱のお休みというのは、とても貴重で、とても楽しい時間だったんですけど。。。


僕は試験を東京で受けたのですが、みんなでバスに乗って、遠足みたいな感じで試験を受けに行きました。
僕らの学年から国家試験のやり方が変わったんで、みんなすごく緊張していた思い出があります。
具体的には、

・2日間で240問の試験が、3日間で500問?くらいの試験になった
・100問の必修問題というコーナーができた
(どの科にとっても重要な要素が揃い、80%以上の点数を取っていないと他がいくらできていても落とされる)
・禁忌枝ができた
(医者にとって絶対やっちゃいけない選択肢を選ぶと、やっぱり落とされる。。。)

なんていう事だったんですけど、何しろ自分らが初めてと言う事で、とにかく大変でした。


前日入りしてみんなで新宿ワシントンに泊まり、3泊4日の試験。
関東近辺の国立大学はワシントンホテルに泊まっている大学が多かったですね!
ちなみに私立大学は京王プラザに泊まっている大学が多く、格差を感じた事も(笑)


もちろん試験期間中に勉強などする気も起きず、毎晩のように新宿で一杯飲んで帰ってきていました。
少なくとも僕の周りの男子は、100%そんな感じでしたね□ヾ(▽⌒*)
女子はサクッと夕ご飯食べて、部屋に戻っていた人が多かった気がするなぁ。
そして、帰りのバスでは(も?)浴びるように飲み、SAごとにトイレに寄るという有り様。
人生の一大イベントのプレッシャーから解放されたあの空気は、本当に最高の時間でした。


合格発表も、至極のんびりした感じの伝達だったなぁ。

① クラスの代表者が厚生労働省に行く。
② 合格者名簿(当時は名前が出ていた)を確認し、友達に連絡。
③ 人伝いに合格の知らせを聞く

・・・結構いい加減でしょ?(笑)
神経質な人は、自分で見に行っている人もいたけどね。
今は、Webで合格者が発表されるみたいなんで、それはそれでまた違った緊張感がありそうですな。


因みに、国家試験の合格率云々でいろんな評価をする方もいらっしゃるみたいですが、
実際に学んだ方の立場からすると、あれは全くあてにならないというのが個人的な印象ですね。

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