松田直樹選手を偲ぶ

今日は8月4日。
2年前のこの日、当時JFLの松本に所属していた松田直樹選手が練習中に倒れ、帰らぬ人となりました。
サッカー界に大きな悲しみを与えたのはもちろんですが、
サッカーに関わる医療関係者にとっても、非常に衝撃的な出来事でした。


それから2年の月日が流れた今日は、すごく粋な演出のもとの試合が・・・
彼が当時所属していた松本を、彼が高校まで何度もプレーしたであろう敷島に迎えての一戦でした。
偶然、というには出来すぎのようなこの日程。『日程くん』も、良い仕事をしたものです。





試合開始前には、黙祷が捧げられました。
このピッチに立つすべての選手たちはプレーが出来る幸せを、
スタジアムにいる人たちはサッカーを楽しむ事が出来る幸せを、改めて感じさせられた90分でしたね。


あの事件を契機に、サッカー界ではAEDの普及が爆発的に進みました。
Jリーグの試合では、会場での準備がその前より義務付けられていたのですが、
今では第4審判の待機場所にもあるだけでなく、ベンチ脇に持ち込んでいるチームもあるくらいです。
また、育成年代のチームでも常備するチームが増えたと聞きます。


これも、松田選手のおかげでしょうか。
自分と同い年でありますが、元気であればまだまだプレーを続けていたはずの彼。
僕らも彼の死を無駄にしないためにも、スポーツを楽しむ人々のこういった事故を防ぐための努力を、
少しずつでも積み重ねていければと思います。
R.I.P... Matsu！！


試合の方は、久々の3ゴール＆クリーンシートでの快勝（￣ー￣）/C□
ようやく最下位脱出です。
残り15試合、1戦1戦勝ち点を積み重ねていきましょう。