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国体開幕 [スキー]

今週末は国体…
第70回である今年は、群馬県の尾瀬岩鞍で行われます。
僕にとっては、「地元国体」です。
実は、1月に行われた予選にもエントリーしていたのですが、仕事の都合で出られずでした(T∩T)


参加賞には(意外にも)群馬名産であるハラダのラスクに加え、ぐんまちゃんのピンバッジ。
そして、スタッフウェアにもこんなシールが!

DSC_0436.JPG

…徹底的とも言える、ぐんまちゃん推しですね。
ちなみに、「ぐんまちゃん」は昔、「ゆうまちゃん」という名前のキャラクターでした。
いつのまにか改名し、すんなりぐんまちゃんとして心のなかに刷り込まれています。


コースは、先週からの大雪で柔らかくなってしまいました。
硬い下地の上に、30〜40cmの柔らかい雪が溜まっているので、
スタート順の早い選手に有利な条件になる可能性が非常に高いと思われます。

DSC_0435.JPG

大好きな課外活動ですので、楽しく、真剣に取り組んでこようと思います。

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コメント 4

サウザー

こんにちは!
最近、先生のブログをお見かけし、興味深く読ませていだだきました。
私、スキー(レジャー)で転倒し左ACL損傷で2月12日に、再建手術を行い入院中の者です。
図々しいお願いを承知の上で、先生に教えていただきたいと思い、メールをさせていただきました。
私の手術前の説明で、主治医から術式について資料を示され、「資料の絵は、2ルートだが、年齢や競技スポーツをしていないことを考慮して、骨孔を少なくでき、腱の採取も1本で済む低侵襲の1ルートで再建する」と 説明を受けました。
入院前日の説明であり、職場への休暇手続きも済ませたあとでしたので「2ルートではないのか」という思いがよぎりましたが、主治医のお考えもあると思い1ルートでの手術を受けました。
ただ、先生のブログを拝見すると「2ルートでお願いするべきだったかなあ」と、少々、後悔しております。
私の手術は、主治医である若手医師が、指導医の指導を受けながらの手術で5時間かかりました。
下半身麻酔ですので、若手医師が、指導医に逐次質問するたびに、作業が止まるので、「背中も痛いし、早く終わらせてくれー」と思いながら、手術をうけてました。
手術を終えて、今さらなのですが、1ルートでの再建は、2ルートと比べてどのような点が、劣るのでしょうか?
どのような条件の時に、1ルートでの再建をおこなうのでしょうか?
インターネット等で、調べても、2ルート再建の記述ばかりで、1ルート再建の記述は、見当たらないので。
お教えくださいましたら幸いです。


by サウザー (2015-02-20 22:07) 

simimasa

コメント拝見させていただきました。
ACL再建において、1ルートと2ルートを比較した際に、患者さんの自覚する臨床成績においてはほとんど差がないというのが私個人の印象です。

私が1ルートを選択するケースというのは、
①元々の体格(骨の大きさ)が小さい場合
⇒女性の場合には、3割位がここに当てはまります
②採取したハムストリングスが短いまたは細い場合
③残存ACLを温存しつつ再建する場合
④中高年者や変形性膝関節症が出現し始めている場合
⑤運動レベルが低い場合
などがあります。

私はハムストリング腱の手術であれば2ルートが出来るか考え、上記の条件の場合には躊躇なく1ルートとしています。実際に2ルートの再建がトレンドではありますし、その優位性を示した報告が多い一方、再断裂リスクや骨孔を計4本掘る事による手術時間の延長(感染リスクの増加)、骨孔がだるまさんのようにつながってしまうことによる移植靭帯癒合不全のリスク、など、2ルート再建の手術は1ルートに比べて大きなリスクが有り、短期〜長期成績に何らかの影響が出る可能性もあります。1ルートと2ルートを比較した論文についても様々な結果を示しており、まだその優位性に結論が出ていない状況です。

そういった所を考慮しつつ、個人個人のニーズに合わせて術式を選択しているというのが実情ですね。
by simimasa (2015-02-25 16:07) 

サウザー

先生
ありがとうございます。
1ルートでも問題ないとお聞きし安心いたしました。
主治医にお聞きしたところ、「2ルート再建は、難易度が高い。骨孔の位置がずれたりすると後で大きな問題が発生するので、競技選手などの特段の理由がなければ、1ルートで再建している」ということでした。
何度も申し訳ありませんが、もう一点よろしいでしょうか?
靭帯再建関係のサイトを見ると、解剖学的とか非解剖学的という言葉を良く見ます。
あるサイトでは、「非解剖学的1ルートで再建した膝は、再建靭帯の緩みや軟骨の変性が見られる」 などの記述があり不安に感じています。
先生のブログ等で2ルートは、解剖学的であるのは、わかりました。
以下に、ついてご教授くださいませんでしょうか。
①解剖学的、非解剖学的とはどういう考え方でしょうか?
②1ルートでも解剖学的、非解剖学的という手法があるのでしょうか?
③②で解剖学的手法と非解剖学的手法があるなら、2ルートと1ルートの間で、臨床上の大きな違いはないというのは、1ルートの解剖学的の場合なのでしょうか?
④私の受けた手術は、主治医に聞くと「1ルート再建で、骨孔の位置は、元の靭帯の位置と同じではなく、角度が少し立っている。昔は、もっと角度が立っていたが、再建靭帯の緩みが生じたので、角度が寝てきた経緯がある」と言われました。
私の受けた手術は、解剖学的手法なのでしょうか?非解剖学的1ルート再建というのは、今でも行われているのでしょうか?
ちなみに私は、装具により30度の伸展制限を受けています。非解剖学的1ルート再建は、再建靭帯の緩みや軟骨の変性が発生するという記述をみて、とても不安に感じています。
先生のご意見をいただけましたら、嬉しいです。
何度もお聞きして申し訳ありませんがよろしくお願いいたします。


by サウザー (2015-02-25 16:51) 

simimasa

お返事遅れて申し訳ありません。

①20年ほど前には、ACL再建術における大腿骨側骨孔の作成位置はアイソメトリックポイント、すなわち、膝の屈曲や伸展でその緊張が変わりにくい位置に作成されていました。これが非解剖学的再建と呼ばれるものです。それに対して近年は解剖学的研究の進歩によりACLの付着部位が同定されておりますので、その部位に骨孔を作成しています。ここ5〜10年くらいの手術はほぼ全例が、解剖学的再建といえるのではないでしょうか。

②あります。前述のとおりです。むしろ2ルートのほうが(技術的に)解剖学的な位置に骨孔を作成するのが難しい症例が、たまにあります。

③基本的に私は解剖学的な再建術が一般的になってからACL再建を始めた世代ですので、1ルートも2ルートも解剖学的な再建しか行ったことがありません。ですので、その両者の比較に関しては「どちらも解剖学的なACL再建」の場合です。

④コメントからだけでは判断しかねますが、ACLには前内側繊維と後外側繊維の二本があり、1ルートの場合にはその前内側繊維の走行に合わせて骨孔を作成します。前内側繊維のほうが角度が「立っている」ので、そのことを先生がおっしゃったのかもしれません。ただ、解剖学的な位置以上に「角度を立てた」のであれば、非解剖学的なものかもしれませんが…その辺りに関しては実際に診察をしたり画像を拝見したわけではないので、踏み込んだコメントはできないですね。

どちらにせよ、現在本邦で行われているACL再建の多くは解剖学的な再建ではないかと思っております。

by simimasa (2015-02-28 08:16) 

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