ハンドボール 高等専門学校選手権のドーピング違反 [整形外科&スポーツ医科学]
昨年末ですが、ハンドボールの高専日本一を決める大会で、
19歳の選手にドーピング違反があったことが報道されました。
⇒ 『高専のハンドボール選手が違反 日本アンチ・ドーピング機構』
持病の気管支喘息に対する正当な治療とは思いますが、
違反薬には間違いありません。
本人や周囲のアンチ・ドーピングに対する意識と知識が欠けていたことによるものなのでしょう。
世界ドーピング機構は18歳以上を成人として扱っています。
また、年齢に関わらず近い将来インターハイをはじめとする、
ユース年代のドーピング検査というのも広まっていくことと予想されます。
若年層に対する意識啓蒙が必要だと感じさせられる事件でした。
ちなみに、サプリメントに対する意識改革も必要ですよ…
19歳の選手にドーピング違反があったことが報道されました。
⇒ 『高専のハンドボール選手が違反 日本アンチ・ドーピング機構』
持病の気管支喘息に対する正当な治療とは思いますが、
違反薬には間違いありません。
本人や周囲のアンチ・ドーピングに対する意識と知識が欠けていたことによるものなのでしょう。
世界ドーピング機構は18歳以上を成人として扱っています。
また、年齢に関わらず近い将来インターハイをはじめとする、
ユース年代のドーピング検査というのも広まっていくことと予想されます。
若年層に対する意識啓蒙が必要だと感じさせられる事件でした。
ちなみに、サプリメントに対する意識改革も必要ですよ…
防げ! サプリメントによるドーピング! (メディアパルムック)
- 出版社/メーカー: メディア・パル
- 発売日: 2019/06/11
- メディア: ムック
チームドクターの移籍 [整形外科&スポーツ医科学]
2007年シーズンから13年間にわたり、
ザスパ草津⇒ザスパクサツ群馬のドクターとして活動してきた私ですが、
昨年末をもって退職させて頂きました。
理由は幾つかあるのですが…一番の理由としては、
「若手ドクターが経験を積む機会を作る」
ということです。
都内や京阪地区とは違ってプロスポーツチームが少ない群馬では、
スポーツ整形外科の現場を志向するドクターが活躍できるフィールドが非常に少ないというのが実情。
私自身は30歳の時にこの仕事を始めましたが、
今の若手にはそういった席がありません。
意欲を持つ若手が多く、彼らの希望や不満をよく知っていたこともあり、
今回の決断に至りました。
まぁ、ホントは実力で追い落としてほしかったのですが…
ノーチャンスな状態ではなかなかそれを要求するのも難しいもので笑
自分自身が東京2020やスキーの仕事が忙しいこともあり、
ある意味では若手に甘えたという形かもしれませんね。
とはいえ、サッカーの現場を離れるのも少々寂しいので、
Jクラブで帯同の仕事などを探しております。
何となくどうにかなりそうなのですが…面白い話があればご紹介くださいませ。
ザスパ草津⇒ザスパクサツ群馬のドクターとして活動してきた私ですが、
昨年末をもって退職させて頂きました。
理由は幾つかあるのですが…一番の理由としては、
「若手ドクターが経験を積む機会を作る」
ということです。
都内や京阪地区とは違ってプロスポーツチームが少ない群馬では、
スポーツ整形外科の現場を志向するドクターが活躍できるフィールドが非常に少ないというのが実情。
私自身は30歳の時にこの仕事を始めましたが、
今の若手にはそういった席がありません。
意欲を持つ若手が多く、彼らの希望や不満をよく知っていたこともあり、
今回の決断に至りました。
まぁ、ホントは実力で追い落としてほしかったのですが…
ノーチャンスな状態ではなかなかそれを要求するのも難しいもので笑
自分自身が東京2020やスキーの仕事が忙しいこともあり、
ある意味では若手に甘えたという形かもしれませんね。
とはいえ、サッカーの現場を離れるのも少々寂しいので、
Jクラブで帯同の仕事などを探しております。
何となくどうにかなりそうなのですが…面白い話があればご紹介くださいませ。
世界基準の交渉術 ~一流サッカー代理人が明かす「0か100か」のビジネスルール~
- 作者: ロベルト 佃
- 出版社/メーカー: ワニブックス
- 発売日: 2012/08/10
- メディア: 単行本(ソフトカバー)
コロナウィルス [病院&医者の話]
社会を巻き込んだ問題になってきたコロナウィルス(COVID-19)。
スポーツや音楽のイベント行事はもとより、
学校の休校も含めた大きな騒ぎになっています。
個人的には「インフルエンザ」と同じような扱いでOKと思っていますが、
医療の世界でも政治の世界でも先走ってしまう人は多いようで…
社会全体がパニックに陥ってしまっている状況ですよね。
まずは、正しい知識を身につけること。
⇒【厚生労働省HP 新型コロナウィルスに関するQ&A】
これを読むだけでも、マスコミの報道は本質と乖離している事が多いことに気がつくはずです。
例えば、めっちゃ基本的なことなのですが…
基本的に、マスクにはウィルス予防効果はありません。
他人に撒き散らすリスクを下げるために使用する意味はあります。
ワイドショーでは、
「PCR検査をなぜもっとやらないんだ!」
などと大騒ぎにもなっていますが…感度と特異度という『精度』がそれほど高いわけではなく、
診断をつけたとしても特効薬がなく、自宅隔離、安静というのが最善手である以上、
診断をつける意義が非常に低い、というのが率直な感想です。
全国民が自らが感染者であるリスクを感じ、風邪症状がある際には他人に感染させないよう心がけて行動する。
派手な対処法より、人々の地味な心がけの積み重ねの方が感染拡大を予防すると思っています。
スポーツや音楽のイベント行事はもとより、
学校の休校も含めた大きな騒ぎになっています。
個人的には「インフルエンザ」と同じような扱いでOKと思っていますが、
医療の世界でも政治の世界でも先走ってしまう人は多いようで…
社会全体がパニックに陥ってしまっている状況ですよね。
まずは、正しい知識を身につけること。
⇒【厚生労働省HP 新型コロナウィルスに関するQ&A】
これを読むだけでも、マスコミの報道は本質と乖離している事が多いことに気がつくはずです。
例えば、めっちゃ基本的なことなのですが…
基本的に、マスクにはウィルス予防効果はありません。
他人に撒き散らすリスクを下げるために使用する意味はあります。
ワイドショーでは、
「PCR検査をなぜもっとやらないんだ!」
などと大騒ぎにもなっていますが…感度と特異度という『精度』がそれほど高いわけではなく、
診断をつけたとしても特効薬がなく、自宅隔離、安静というのが最善手である以上、
診断をつける意義が非常に低い、というのが率直な感想です。
全国民が自らが感染者であるリスクを感じ、風邪症状がある際には他人に感染させないよう心がけて行動する。
派手な対処法より、人々の地味な心がけの積み重ねの方が感染拡大を予防すると思っています。
週刊ニューズウィーク日本版 「Special Report 新型肺炎 どこまで広がるのか」〈2020年2月18日号〉 [雑誌]
- 出版社/メーカー: CCCメディアハウス
- 発売日: 2020/02/12
- メディア: Kindle版