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マイクロ法人による社会保険スキーム [医者の資産運用]

さて、フリーランスというか、非常勤契約のみという医師生活を送り始めてから、
自分の事業&不動産収入を持つ法人で社会保険に加入するという方法で、
社会保険料を圧縮したよ!
というお話を以前させてもらいました。
⇒ https://corticalscrew.blog.so-net.ne.jp/2019-03-09


常勤時代は年間200万円を超える社会保険料を支払っていたのが、
昨年度は13万円強まで圧縮することができました。
年金は減るかもしれませんが、この金額を手元に残し、
しっかりと運用すれば、年金の差額を補って余りある成果が出るはずです。


そんなスキームを具体的に紹介したのが、こちらのページです。
医師と相性の良い『マイクロ法人』について
常勤医として社会保険に加入している場合には保険料圧縮は不可能ですが、
小規模企業共済や経費投入による個人収入圧縮は、誰でもできます。
税金にお悩みの方は、一度検討してみては如何でしょうか?








貧乏はお金持ち──「雇われない生き方」で格差社会を逆転する (講談社+α文庫)

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  • 作者: 橘 玲
  • 出版社/メーカー: 講談社
  • 発売日: 2011/03/22
  • メディア: 文庫







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大谷選手が手術に至った「分裂膝蓋骨」とは? [整形外科&スポーツ医科学]

久々に、整形外科のお話です(笑)
先日、大谷選手が膝の手術を受けたというニュースがありました。
『大谷翔平の「分裂膝蓋骨」とは?』


この「分裂膝蓋骨」という病態は、成長過程に関連しているとされています。
膝蓋骨(膝のお皿の骨)はもともといくつかに分かれており、
成長に伴って一つの骨に癒合していくのですが…
小児期に、
・筋肉・腱の硬さ(タイトネス)
・過度の運動
などによって膝蓋骨に牽引力がかかることで、
この骨が癒合せず、膝蓋骨が2〜3個に分かれているように見える、
というのがこの病態です。


小さく分かれている部分は骨で結合されているのではなく、
繊維組織や肉芽といった比較的柔らかい組織で結合していることから、
運動負荷によりストレスが掛かりやすい状況となってしまうため、
運動時に疼痛が出現してしまうこととなります。


札幌スポーツクリニックさまのHPにわかりやすいページがあったので、
ちょっとご紹介させて頂きますね ヾ(__。)
⇒ https://www.sapporo-sports-clinic.jp/disease/223/


手術自体は、
① 牽引力の原因となっている、外側広筋の一部を切離する
② 分裂している小さな骨片を摘出する
③ (骨片が大きい場合)スクリューなどの機材で固定する
という3つの方法が考えられます。
いずれの方法にせよ、術後3〜4週で軽い運動を行うことができ、
6〜12週でスポーツに完全復帰が可能です。


エンゼルスはプレーオフの可能性が消えた時点で、
来年のシーズンを見越して早めに手術を受けたのでしょう。
予後はかなり良好な手術ですので、来季も期待できますね!





失敗しない膝関節スポーツ外傷の手術

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  • 作者: 木村雅史
  • 出版社/メーカー: 医学と看護社
  • 発売日: 2014/11/01
  • メディア: 単行本






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東京2020 医務体制準備状況 [整形外科&スポーツ医科学]

先日、とある競技団体の関係でチームドクター会議に参加しました。
その際に2020年東京五輪における医療体制の予定や、
現在の作業進捗状況についての説明がありました。

今の所、ドクターに協力が要請されているのは、
・選手村のクリニック
・各競技会場における選手用クリニック
・各競技会場における観客用クリニック
・報道センターのクリニック
・その他関係者用クリニック
といったところのようでして、現在そこの人員配置を調整中のようです。
当初の決定予定は6月と聞いていましたが、かなりずれ込んでいるとのこと。


募集の際に、
「医師は無給、交通費・宿泊費も自腹」
という条件が書いてありました。
責任が発生する業務において、それは如何なものかと思っていましたが、
関係各所との調整の結果、その点は改善される可能性もあるとのこと。
是非、どうにかしてほしいものです。




ナショナルチームドクター・トレーナーが書いた種目別スポーツ障害の診療

ナショナルチームドクター・トレーナーが書いた種目別スポーツ障害の診療

  • 作者: 林光俊
  • 出版社/メーカー: 南江堂
  • 発売日: 2007/01
  • メディア: 単行本





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