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カンプ・ノウで学会 [整形外科&スポーツ医科学]

前回の記事にある通り、バルセロナで開かれている学会は、
カンプ・ノウを会場に行われております。
いきなりですが…こんな感じ。


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メインスタンド2階をまるごと、学会場にしています。
これなら10000人位は簡単に収容可能でしょうね。
聞く方の立場としても、雰囲気的に高揚感があります。


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ゴール裏には楽天マークが!
さすがバルサのメインスポンサーです。


2018-06-03 14.28.12.jpg


とはいえ、サッカーを観戦している雰囲気なのは否めず(笑)
椅子の座り心地とか、トイレの清潔さとかは、
外国のスポーツスタジアムそのものなのでイマイチですね。


サッカーを愛する医療者達の集まりなので、
こういう会場もまた良いものです。
個人的にはやっぱり…サッカーを見に来たかったです( ̄▽ ̄;)
次回はバルサの試合を見に来ることを心に誓った、今回の学会でした。



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仮想通貨から資金を引き上げました [医者の資産運用]

1年前、ちょっとしたノリで始めた仮想通貨ですが、
この5月末で一旦現金化し、利益確定しました。
昨年末には10倍近くまで手元資金が膨れ上がる、
というプチバブルと重なったこともあり、
残念ながら頭と尻尾は取れなかったものの、
トータルとしては非常に満足な運用結果だったのですが…


様々な仮想通貨の乱立や取引所の不祥事などを見ていて、
資産としての安定感が乏しいと感じたのがキッカケです。
もう一つは、他の所得との損益通算ができず、
雑所得内での内部通算しか不可能であるという、
かなり不利?な税徴収の形であったことも理由の一つでしょうか。
あとは、最初から「投資」ではなく「投機」と考えていた、
ということも、もちろん関係しています(^_^;)


逆に、仮想通貨を経験して勉強になったこともあります。
投資において情報戦が重要要素であることを痛感した事や、
リスクを負って投資したものが大きく拡大する喜びを実感できたことは、本当にいい経験でした。
配当再投資の威力を実感したのも仮想通貨が初めてでしたし、
「税制」が簡単に変えられ、勝つことに新たなリスクが生じる瞬間を垣間見れたことも、
今となっては貴重な?体験でした。


ちょうど米国株の買い増しを考えていたタイミングでしたので、
仮想通貨の資産は、米国株へシフトしようと思っております。
このまま持ち続けて億万長者を狙うチャンスを失う?
のも残念ではありますが、安全性と効率を重視するという、
自分がもともと持っていた基本に帰ろうと考えております。


とはいえ…
今後も余剰資金で【流行り物】には、
チョイチョイ手を出していこうとおもいます。
遊び心を持ってないと、病んじゃいそうなので(笑)



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ACL再建+半月板手術の診療報酬改定 [整形外科&スポーツ医科学]

毎年の診療報酬改定、皆さんはチェックしていますか?
僕は、毎年勤務する病院の事務方にお願いして、
自分が関連しそうな診療報酬改定の内容をチェックしています。


そんな中、今年は僕にとって大きな変化がありました。
それは、鏡視下膝十字靱帯形成手術(ACL再建:34,980点)と、
鏡視下半月板縫合/切除術(15,090点/18810点)の併施が、
認められるようになったのです。
併施の場合には、半月板手術が2分の1の点数になりますが…


実際、ACL再建をするときには、
「半月板のOpeの方が大変かつ長かったなー」
と、感じるような半月断裂の縫合手術を併施することが多いです。
若い患者さんが多いので、手のこんだ縫合術もしばしば。
そんなときでも、今まではACL再建の点数しか基本的には取れず、
半月板の大きな手術を併施したときには詳記を書いた上で、
関節形成術(45,720点)が認められたり認められなかったり、
といった状況でしたので、この改正は大きいですね!
また、医療の現況にも非常に即した改正のように感じます。


僕が関連する手術関係だと足関節鏡視下の手術点数が上がったり、
椎間板摘出と脊椎固定・椎弓切除&形成の併施がOKとなったり、
鏡視下椎間板摘出+鏡視下椎弓切除の併施が認められたりしています。
せっかく同じ労力と時間を費やすのですから…
このあたりもちょこっと?気にしてみましょう。



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サッカードクター達とW杯観戦 [サッカー]

今週末は、福岡でJOSKAS(日本整形外科スポーツ膝関節鏡学会)が開かれているのですが、
その会期中、毎晩とあるスポーツバーで、
サッカードクター達が集まっていました。


当然目的としては、W杯観戦!
僕は、モロッコ対イランを見に行っていたのですが、
通常のサッカー観戦盛り上がりポイント以外に、
選手が倒れて試合が止まると、更に盛り上がる(笑)
若い先生なんか、選手が倒れた瞬間に

「今のは受傷機転からケガの種類は?」
「何をチェックして、どういう声をかけたらいいの?」

などと、僕らと同じ年代のDr.から質問攻めを受けたりして…
落ち着いて酒も飲めないというね。
でも、学会の夜としては珍しい展開だったので、
非常に良い企画だったと思います。


幹事の先生は、21時開始のウルグアイ-エジプトから、
朝5時終了のスペイン-ポルトガルまでいたのかな?
次の日の学会は大丈夫だったのだろうか…??( ̄▽ ̄;)
ちょっと気になります。


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日本vsコロンビア W杯予選リーグ第1節 [サッカー]

昨日の初戦…
僕は、外傷手術が9時過ぎまであった関係で、
試合を見始めたのが後半からという負け組?でした(笑)
手術が終わって色んな仕事をしている中で、
「相手が退場してPKで1点とった」とか、
「キーパーがやらかして同点になった」など、
サッカーに全く興味がない看護師さんからの情報はあったので、
リアルタイムに見たかったなー、と。


後半は、数的優位のせいもあり安心してみていられる展開。
逆に、チャレンジ要素が少なくなってはいましたが…
数的優位と時間がまだまだたっぷりあるのだから、
リスクテイクを減らすという点では良いマネジメントでした。


しかも、セットプレーからきっちりと勝ち越し点を奪い、
勝ち点3を取り切るという最高の結果までついてきました。
数的優位はあれど、格上で伝統のある国から結果を残せたのは、
本当に素晴らしいことだし、歴史を刻むことができたと思います。
嬉しいですね!


昨年、ゴールの決定機阻止での三重苦についての改正
https://hashimototsutomu.com/archives/3567601.html
があったので、話を聞いただけだと、
PK+レッドカード?何があったの??
という感じだったのですが、ハイライト映像を見て納得でした。
いわゆる、故意的かつ悪質なハンドという解釈だったのですね。


監督解任ではゴシップが飛び交う協会のドロドロが顕になり、
チームドクターも何があったのかはわかりませんが、
原則4年間というルールが破られて何故か交代しているという…
個人的にはなんだかもやもやした気分なのですが、
チームとして現場で頑張っている代表を応援したい、
という気持ちはあります。


目標である決勝トーナメントまで、あと1勝または2分け、
という所まで歩を進めることができました。
あと3試合、できれば6試合!
ロシアで日本代表が戦う姿を見たいものですね。

あと、コロンビアがトーナメントに行けますように。
ハンドをした選手がエスコバル見たくならないか心配です。。。

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手術器械レンタル はじめました [医者の資産運用]

今日はちょっと真面目な?話。
手術に使う各種機器のリースを始めたというお話です。


僕は年間、80〜100件ペースで鏡視下膝十字靱帯再建手術を行っているのですが、
現在手術を行っている病院にはその機材がありませんので、業者から毎回レンタルしてました。
使用する機材は大まかに言うと、A〜Dの4セットから成るのですが、
そのセットに内包される全ての機材を使うわけではなく、使う機材はほぼ決まっています。
とはいえ、機材自体はセットでしかレンタルしてくれないというのが実情なんですよね…


また、レンタルの機材に入っている機材にガタが来ていたり、
ドリルのキレが悪かったりして手術がやりにくかったりと、
機材の管理やクオリティの面でも、自分持ちとして自分で管理する方がメリットがあります。
そしたら、自分で必要な機械だけを自分で購入しちゃって、
メーカーがレンタルで出すより安い価格で、病院にリースすればいいんじゃね?
そうすれば、購入価格を償還した後は自分の儲けに…(。-∀-)ニヒ♪
って考えると、誰も損をしないスキームが成り立ちます。


ちなみに、現状と見積もりを調べるとこんな感じでした。
<メーカーレンタル料>  <最低必要機材 購入価格>
A:10,000円(点数30点) 49万円(点数10点)
B:5,000円(点数15点)  150万円(点数10点)
C:5,000円(点数4点)   17万円(点数2点)
D:6,000円(点数9点)   20万円(点数5点)
E:8,000円(点数9点)   41万円(点数6点)

少なくとも、自分で購入することによって手術機器の点数は少なくなり、
看護師さんの負担や病院の滅菌コストは下がりそうですね。
これを、メーカーのレンタル料から30%引きで貸し出した時の原価率を見ると…
A:0.7/49 = 1.27%
B:0.35/150 = 0.23%
C:0.35/17 = 2.05%
D:0.42/20 = 2.10%
E:0.56 /41 = 1.37%
ってわけで、原価率がものすごく低いBをレンタルのままにしておけば、
約1年、70回の手術で購入費の元が取れる形になります。


機材を個人法人で購入・所有する形にすれば、耐用年数5年で償却できるので、
(経費化という流れを介して)約20%オフで購入できます(^_^;)
実際には50回も手術をすれば元が取れ、それ以降は利益という形となります。
いわゆる、手術に対してインセンティブな給与がもらえるというのと一緒ですね。
更にこれが法人に入るので、個人よりも税率が低くなり、手取りは多くなります。
うん、これはやるべきですな。
って訳で、早速機材を購入し、先週から運用をはじめました。


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自分専用の機械を使ってみると…
とにかく、手術のときにテンション上がりますね!
経済的なことから持ち上がったこの話でしたが、
手術が楽しくなったというのは、思わぬ副作用?でした(笑)


ドクターの皆様、機会あれば是非、My手術機械の購入を考えてみてはいかがですか??


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日本vsポーランド W杯予選リーグ第3節(と、入場曲) [サッカー]

いやー、まさかこんな展開になるとは!って感じの試合でしたね。
スタメンも6人入れ替えて、まさに決勝トーナメントを見据えた戦い。
この手を打ってくるか〜、と、驚かされました。


ただ、やはり1.2戦のようなスムーズなボール回しはできず、
やはり苦しい戦いになってしまいました。
ポーランドは攻守ともに怖さはないチームだったので、
レギュラー組が出ていれば、圧勝していた可能性すらありました。


そして、賛否両論の最後に時間を使ったシーン。
自分はTVで日本戦を見つつ、PCで裏のカードを視聴していました。
スコア上はコロンビアが1点を先行していたのですが、
実際にはセネガルの得点チャンスがやたら多くて…
同点になってしまいそうな試合の流れだったもんで、
かなりやばいと思っていたのですが□\(-_-メ)
日本代表は、賭けに勝ちましたね!


個人的には、決勝トーナメント進出という結果を出すために、
「一番可能性が高い」
選択肢を、西野監督が選んだというだけの話だったのかな?
と、思っています。
日本が過去2回の決勝T進出を決めたのは、いずれも勝ち試合。
予選最終戦で、ビハインドの状況にも関わらず時間を使う、
という選択肢を取って決勝T進出を決めたという事例は、
日本はもちろん、W杯の歴史を遡って各国を見回しても、殆ど無かったのではないかと思います。
そんな中で、(セネガルが同点に持ち込む)リスクを背負いつつ、
代表のテクニカルスタッフたちは本当に勇気を要して、
時間稼ぎのボール回しをするという事を決断したと思います。
監督交代からの最悪なムードをひっくり返したことを含めて、
代表は素晴らしいチームになりつつありますね。
結果を出すために時間稼ぎをしたことの批判については、
「こちらもリスクを背負った究極の選択だったんです」
「今日の90分では負けましたが、270分の試合には勝ちました」
と、軽く受け流したいと思います。


それにしても、
日本戦:ハンドして負けてあげたよ
ポーランド戦:勝って相手に引導渡しておいたよ
セネガル戦:勝って決勝T進出アシストしたよ
というコロンビアさんの有能っぷりときたら!
本当にありがとうございました。


ちなみに今回のW杯では、いつものFIFA ANTHEMではなく、
「Seven Nation Army」が入場曲として流れております。



サッカーが好きな方なら耳にしたことがあるかとは思いますが、
ヨーロッパのサッカーシーンではよく流れている曲ですね。
なんでこの曲が選ばれたのか?は、こちらのブログをどうぞ。
⇒ http://tmbi-joho.com/2018/06/16/wcuprussia-song/


なかなか面白い歴史?ですよね??
ちょっとした豆知識でした〜。
ユーロ2016では閉会式でこんな演出もあったくらい、
サッカーに根付いた音楽なんです♫








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